Ｃ型肝炎の感染経路と潜伏期間

C型肝炎ウィルスは、感染している人の血液が他人の血液内に入ることで感染してしまいます。
そのため感染経路として最も多いのが輸血で、全体の約40％を占めています。
しかし現在は、献血時にC型肝炎の検査をするようになったため、輸血が原因の感染は大幅に減少しています。
他の感染経路としては、C型肝炎ウィルスに感染している人と注射針や注射器を共用した場合、 C型肝炎ウィルスに感染している人と性行為をした場合、C型肝炎ウィルスに感染した母親から生まれた子供の場合などがあります。
C型肝炎ウィルスは血液感染なので、日常生活では感染しません。
くしゃみやせき、握手をした、食器やコップを共用した、キスをした、一緒に入浴した程度では感染しません。
特別なことをしない限り簡単にはうつらないので、その点は少し安心ですね。
しかし、C型肝炎はやっかいで、慢性化しやすい特徴があります。
症状そのものは軽くてもウィルスがずっと体内に住み着いていることが多く、肝硬変や肝臓がんへと進行してしまう可能性があります。
C型肝炎の潜伏期間は2週間〜4ヶ月だそうです。
その期間の潜伏を経て急性肝炎を発症し、軽い風邪のような症状が出るだけのため、発症に気づかないことがほとんどです。
C型肝炎は潜伏期間が長く、症状に気づきづらいため、慢性化しやすい病気です。
なので正しい知識を付け、しっかりと感染経路を防ぐこと、定期的な健康診断で状態を把握することが良い予防対策だと思います。
私は身近でC型肝炎の方を耳にしたことが無いので、この病気にあまりピンときませんが、しっかり注意したいと思います。

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