厚生労働省の情報サイトを確認したところ、感染予防のためのワクチンは出来ていないそうです。
また研究は進められているものの、今後の開発、ワクチンの実現も難しいようです。
ワクチンによる予防が出来ないなら、正しい知識を持って日常生活の中で予防するしかないでしょう。
C型肝炎はC型肝炎ウィルスが血液内に入ることで感染する病気です。
なのでC型肝炎の予防をするためには、感染している人の血液になるべく触れないことが大切です。
具体的には、歯ブラシやカミソリなど血液が付く可能性があるものを共用しない、 注射器や注射針を共用しない、性行為でも感染する可能性があるのでコンドームを使用する、などです。
注意をしていればこれらは防げると思いますが、日常で感染することもありうるので油断は禁物です。
なお、献血された血液は高い精度でC型肝炎ウィルスチェックがされているので、 ウィルスが含まれた血液は輸血に使用されることはなく、安心できるようです。
以上を踏まえると、血の付いた物の取り扱いに注意することが重要ですね。
また、C型肝炎に感染してしまった側の人の対処も重要だと思います。
とはいっても、定期的に受診すること、他人への感染予防を心がけることをしっかり注意していれば問題ないので、 お互いがしっかり認識し、注意しあえばまったく問題ないと思います。
血液感染だけを注意して、すこしでも怪しいと思えばきちんと検査して状態を把握していれば大丈夫なので、 神経質にはならず生活していきましょう。
B型肝炎・C型肝炎から肝硬変への進行を防ぐには