Ｃ型肝炎の症状
肝炎になると、肝臓の細胞が壊れて肝臓の働きが悪くなりますが、
肝臓は「沈黙の臓器」といわれるくらいとても我慢強い臓器です。
そのためC型肝炎は、C型肝炎ウィルスに感染していても症状が無い場合が多くあります。
自覚症状としては、倦怠感、食欲不振、嘔吐などが現れることがありますが、
ほとんどの方が自覚症状が無い上に、
症状があってもただの体調不良と勘違いしてしまいそうなので、ちょっと怖い病気ですね。
感染しても初めのうちは症状が出ないことが多いため、多くの人が慢性肝炎になるそうです。
また、健康診断や他の病気、献血時の血液検査で、感染を初めて知る人がほとんどのようです。
C型肝炎の怖いところは、感染してすぐは症状が無いため気づかないこと、
気づかないためほとんどが慢性肝炎になってしまい長期になってしまうこと、でしょうか。
C型肝炎は、早期発見・早期治療が重要となる病気なので、
定期的に健康診断を受けたり、肝炎の症状が続く場合は検査を受けてみた方が良いと思います。
症状がわかったところで気になるのが感染原因だと思います。
C型肝炎は、ウィルスが血液に入ることで感染するので、輸血、性行為などで感染します。
しかし献血時の検査はしっかりしており、性行為での感染もまれだそうです。
その上、くしゃみやせき、食器やコップの共用程度では感染しないので、あまり神経質にならなくても大丈夫なようです。
ただ、感染したまま長期経過すると肝がんになる可能性もあるので、
油断せず、少しでも気になる場合は検査を受けて早期治療できるよう心がけたいです。
B型肝炎・C型肝炎から肝硬変への進行を防ぐには